文学 / ジョナサン・スウィフトステラの誕生日、一七一八年Stella’s Birthday, 1718

『ステラの誕生日、一七一八年』の装画。窓辺で詩を読むステラ。

文学 / ジョナサン・スウィフト

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原著・底本

原題
Stella’s Birthday, 1718
著者
ジョナサン・スウィフト
編者
ヘンリー・モーリー
原典の利用条件
パブリックドメイン(米国)
Project Gutenberg 利用条件
収録範囲
1886年モーリー編英語版所収の原題と本文全十八行、異読についての訳注一件。八行・十行の二連を保持。他の年の誕生日詩は別作品として扱う。

日本語訳

利用条件
CC0 1.0
翻訳原稿
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表紙

装画
日本人文
利用条件
CC0 1.0

本書のために制作した独自装画。原刊の装丁とは異なります。

追加日: 2026-10-21 / 更新日: 2026-10-21

1886年モーリー編英語版所収の原題と本文全十八行、異読についての訳注一件。八行・十行の二連を保持。他の年の誕生日詩は別作品として扱う。

ステラの誕生日、一七一八年

ステラは今日で三十四。
(一つ二つの違いは、言い合うまい。)
それでもステラ、気にすることはない。
体つきも年齢も、二倍になったとはいえ、
私が初めて会った十六のころ、
野に集う娘たちの中で、君はいちばん輝いていた。
姿かたちの衰えはほんのわずか、
心の豊かさが、あり余るほど埋め合わせている。

ああ、神々が分けてくださるなら、
君の美しさも、体つきも、年齢も、才知も。
どんな時代を探しても、こんな二人の乙女はいまい、
これほど気品があり、賢く、美しい乙女たちは。
君の瞳の輝きも半分ずつ、
才知も、年齢も、体つきも半分ずつなのに。
そのとき私は、手遅れになる前に、
優しい運命の神に、どれほど願うことだろう、
(どちらかの乙女が、恋人なしになってはと、)
どうかこの私も、二つに分けてほしいと。

訳注

訳注 1

第十七行の底本の語句は「どちらかの乙女が恋人を欠くかもしれない」。自分も二人になって相手を務めるという文脈から、欠けてしまうことを案じる意味に訳した。1801年版では「どちらの乙女にも恋人がいるように」となっている。